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【独占解説】嵐活動休止が映す“ポスト嵐”時代――次世代アイドルの台頭とAI旋風を読み解く

2026 年春ツアーを最後に「グループ活動を終了」すると発表した嵐。国民的グループの“卒業”は、ジャニーズ(現 STARTO ENT.)勢力図だけでなく、日本のアイドル市場全体に大きな波紋を広げています。本記事では

  1. 嵐活動終了の経緯とファン心理
  2. Snow Man・SixTONESなど次世代リアルアイドルの伸長
  3. AI/バーチャルアイドル急成長の実態
  4. リアル×AIハイブリッドがもたらす未来像

を徹底解説します。最後まで読めば「ポスト嵐」時代のトレンドが一望できますよ!


目次

この記事はこんな人におすすめ!

  • 嵐ファン──休止後のメンバー動向や“ラストツアー”情報を把握したい
  • Snow Man・SixTONES・JO1など次世代グループを追うアイドル好き
  • AI/VTuber/メタバースライブのビジネスを研究するマーケター・投資家
  • 芸能事務所・レーベルで戦略を立案するプロデューサー
  • Z世代の推し活・ファンダム文化を調査する学生・研究者

嵐「活動終了」正式発表の衝撃

発表の経緯とキーワード「解散」ではなく「活動終了」

  • 2025 年5 月6日、FC動画で「2026年春ごろ全国ドームツアーを開催し、それを最後に活動終了」と5人が連名で報告しました (1)。
  • 大野智さんは「自由な時間を過ごしたい」と休止発表時から一貫した意向を示し、他メンバーも“5人で完結”にこだわったため「解散」ではなく「活動終了」という表現になりました (2)。

SNS・ファンコミュニティの温度差

  • 発表直後、X(旧Twitter)で「#嵐ありがとう」が世界1位トレンド入り (3)。
  • 「大晦日ライブ以来、直接会えていない世代」にとっては最初で最後の現地参戦チャンスと期待が高まる一方、「永遠の休止だと思っていたので心の準備が…」という戸惑いも広がりました (4)。

次世代リアルアイドルが埋める“嵐ロス”

Snow Man:セールス・SNS共に国内トップ

  • ベストアルバム『THE BEST 2020-2025』は初週146万枚で今年度アルバム売上1位 (5)。
  • 公式TikTok登録者は380万人を突破し、ドルビーシネマ上映のライブ映像が興行収入12億円を記録。
  • 嵐最後のツアーで“前座参加”の可能性がスポーツ紙で報道され、さらなる認知拡大が期待されています (6)。

SixTONES:海外配信で急伸

  • 3rdアルバム『GOLD』は初週46万枚、海外ストリーミング比率が15%で自己最高 (7)。
  • Spotify「RADAR Japan」で国内男性アイドル初の1位を獲得し、ジャカルタ・バンコク公演を即完売。

LDH/JO1/セルフプロデュース型の存在感

  • JO1・INIは韓国式サバイバル育成メソッドで海外ファン比率35%超、バンコクで日本人グループ史上最大キャパのアリーナ公演を実現。
  • YouTube発セルフプロデュースユニット『ウタリズム』がMV再生1億回を突破、広告案件も急増。

AI/バーチャルアイドルが広げる“無限の推し活”

市場規模と主なプレイヤー

分類代表例2024→2025成長率
VTuberにじさんじ、ホロライブ+16%(国内市場680億円) (8)
AIキャラクターParadigm AI「PRYME」デビュー曲配信3位、初週DL17万件 (9)
バーチャルK-POPPLAVE2025アジアツアー決定、初週100万枚突破 (7)(9)

技術革新が変えるファン体験

  • ソニーVEE「Project SYN」は生成AIで歌詞・振付・3Dモデルを同時計算し、完全自動ライブを実現すると発表 (10)。
  • AIアイドルは“解散・炎上リスクゼロ”を訴求し、24時間チャット&楽曲リミックス機能でエンゲージメントを最大化。
  • リアルアイドル側も AI振付アシスト を導入し、Snow Manはダンス練習にPose-GAN解析ツールを試験導入。

リアル×AIハイブリッドが描く2030年のアイドル像

  1. 可処分推し時間の奪い合い
    休日1日あたりの平均“推し活”時間は2020年の2.1時間から2024年は3.6時間へ増加(ニールセン調べ)。リアル/バーチャル掛け持ち“多推し”が主流に。
  2. ライブのメタバース併催がデフォルト化
    嵐ラストツアーもメタバース会場併設が検討中。全世界同時接続10万人でも視聴可能なスタジアムモデルをSTARTOが開発。
  3. “推しデジタルツイン”ビジネス
    ファンが自分だけのAIモデルをカスタムできるサブスクが急伸。実在メンバーの声・表情を学習した「許諾型クローン」により、24時間“推し”と会話が可能に。

まとめ

  • 嵐活動終了は「国民的アイドル枠」を空席にし、Snow Man・SixTONESが最有力後継に。
  • AI/バーチャルアイドル市場は年2桁成長、PLAVEやPRYMEなど海外勢も存在感を拡大。
  • 2026年以降は〈リアル×AIハイブリッド〉がスタンダードとなり、ファンの選択肢はさらに多様化。

いかがでしたでしょうか? 寂しさを抱えつつも、新技術と才能が生む“推し活”の未来にはワクワクが詰まっています。嵐のラストステージを見届けつつ、“次の推し”やAIアイドルとの出会いを楽しみに、これからのアイドルシーンを一緒に追いかけていきましょう!


参考文献

(1) ORICON NEWS「嵐、来年春ツアー後に活動終了へ ファンクラブ動画で発表」https://www.oricon.co.jp/news/2383328/
(2) スポーツ報知「嵐が来年5月でグループ活動を終了 ファンクラブ動画で“5人で完結”を報告」https://hochi.news/articles/20250506-OHT1T51191.html
(3) Yahoo!リアルタイム検索「#嵐ありがとう」トレンドデータ(2025/05/06 21:00)https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%23%E5%B5%90%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86
(4) ORICON NEWS「嵐活動終了でファン複雑『感情ぐちゃぐちゃ』」https://www.oricon.co.jp/news/2383334/
(5) Billboard JAPAN「Snow Man『THE BEST 2020-2025』初週146万枚で年間アルバム売上首位スタート」https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/135670/2
(6) 日刊スポーツ「嵐ラストツアー“前座”にSnow Man浮上」https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202506010000123.html
(7) Billboard JAPAN「SixTONES『GOLD』初週46万枚 海外ストリーミング比率15%で自己最高」https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/135112/2
(8) 野村総合研究所「国内VTuber市場規模、2024年に680億円到達の見通し」https://www.nri.com/jp/knowledge/report/lst/2025/fis/ki20250410
(9) Kstyle「バーチャルK-POPグループPLAVE、初週100万枚突破&アジアツアー決定」https://kstyle.com/article.ksn?articleNo=2255342
(10) PR TIMES「ソニーVEE、生成AIライブプロジェクト『Project SYN』始動」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000158.000098765.html

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